透明感に憧れる。
年齢に負けない「ちゅるんと素肌」になる方法
「透明感」のある肌に、憧れる。ちゅるんとしたピカピカの素肌は、しっかりメイクをしなくても、それだけで十分魅力的です。 でも実際は、年齢を重ねるにつれて「肌のくすみ」が気になるもの。肌がくすむと顔色も悪くなって「透明感」とはほど遠い肌になってしまいます。しっかりメイクでカバーすればするほど、老けた印象になることも。
でも、大丈夫。スキンケアや毎日の習慣を変えるだけで「肌の透明感」はつくることができるんです。肌のくすみが気になるあなたも、まだ諦めないで。年齢に負けない、透明感たっぷりの「ちゅるんと素肌」を目指しませんか?
「透明感」のある肌って?
そもそも「透明感」のある肌って、どのような肌を指すのでしょうか? 「透明感」のある肌を一言であらわすと、なめらかでキメの整った健康的な肌のこと。肌の水分量が多く、みずみずしさが内側からジュワっと溢れ出すような、ツヤのある肌のことを指します。
イメージは、赤ちゃんのようなプルプルした肌。赤ちゃんの肌って、ツヤツヤ潤いたっぷりで、くすみなど全くない「透きとおるような肌」をしていますよね。つまり、以下のような条件を満たした肌が「透明感のある肌」と言えるでしょう。
・うるおいがある
・キメが整っていて、肌の質感が均一
・肌表面にデコボコがなくなめらか
肌に透明感があるだけで、印象はガラリと変わるもの。年齢に負けない「ちゅるんと素肌」なら、しっかりメイクなんて必要ありませんよね。若々しさはもちろん、キレイも倍増です。
透明感たっぷり「ちゅるんと素肌」になれる4つのスキンケア方法
スキンケアは、透明感をつくる上で欠かせないポイント。しっかり意識すれば、今からでも「透明感のある素肌」になれます。素肌がキレイになれば、自信にもつながりますよね。
肌の汚れは、朝もしっかり落として
夜の肌汚れは、洗顔料を使ってしっかり落としますよね。ですが「朝の洗顔は軽め」という方も多いのではないでしょうか。朝は、夜のようにメイク汚れもないし、しっかり洗う必要はなさそう…それに、朝から洗顔料を使うのは肌に良くないイメージもありますよね。
ですが実は、朝も肌は汚れているんです。睡眠中は、肌の新陳代謝が活性化します。そのため朝の肌には、古い角質や皮脂がたくさんついている状態に。このまま洗わずにスキンケアをしても、潤い成分は吸収されにくいまま。また肌が汚れたままメイクを重ねると、くすみ肌の原因にもなります。夜はもちろん朝も、たっぷりの泡で洗顔しましょう。
肌の汚れをすっきり落としてクリーンな状態に保つことで、肌のくすみが抜かれて、透明感のある肌に近づきますよ。 スキンケアの前に、拭き取り化粧水でさっぱりさせるのも効果的。古い角質や毛穴つまりが防げるので、くすみ抜き効果となります。肌に刺激にならないよう、コットンにたっぷり含ませて優しく拭き取りましょう。
化粧水は、たっぷりがコツ
肌の透明感に欠かせないのは、十分なうるおい。肌が潤ってツヤが出ることで、みずみずしい透明感のある肌に近づきます。うるおいを保った肌を1日中キープするために、化粧水はたっぷり入れ込みましょう。
手でつける場合は、一度にたくさんとるとこぼれてしまうため、少量ずつを2~3回重ねるのがおすすめ。手の平で顔を包み込んで、化粧水を肌に入れ込むイメージで、ギュッとプレスしましょう。コットンを使う場合は、裏までひたひたに濡れるくらいまで化粧水をたっぷり染み込ませて。途中で足しながら、軽くパッティングしてください。忙しい時は、シートマスクを使うのもおすすめです。
化粧水をたっぷり染み込ませた後は、オイルやクリームで肌の水分を閉じ込めましょう。保湿力の高いクリームを使うことで、肌はやわらかくなめらかに。光をキレイに反射する肌になるので、透明感がさらにアップします。
徹底した、紫外線ケアを
紫外線は、肌に大きなダメージを与えます。乾燥やシミはもちろん、肌が酸化する「肌老化」の原因に。透明感とはほど遠い肌になってしまいます。しかも、紫外線ダメージは蓄積します。数年後に後悔しないためにも、紫外線ケアは、今必ずやっておくべき最も大切なスキンケアの1つなんです。 少しの外出でも、紫外線ケアはマスト。日焼け止めを塗ることはもちろん、帽子や日傘も使って徹底することがおすすめです。窓ガラスから入り込む紫外線もあるため、屋内でも油断しないようにしましょう。
洗顔は、こすらないで
肌の汚れを落とすために、ついゴシゴシと洗ってしまいがちですよね。ですが洗顔やクレンジング時の摩擦は、思いのほか刺激となり肌へダメージを与えているもの。肌の乾燥やシワ、たるみに繋がりやすいため、注意しましょう。 洗顔料はたっぷり泡立てて、泡で包み込むように洗います。肌に手が触れないよう、泡を滑らせるように優しく洗ってください。すすぐ時も、肌の刺激となる熱いシャワーは避けるのがおすすめ。ぬるま湯で丁寧に洗い流して、やわらかいタオルでこすらず顔を押さえるようにして拭き取りましょう。
透明感をつくる「毎日の習慣」3つ
肌の透明感をつくるのは、スキンケアだけではありません。毎日の習慣を少し意識するだけでも、透明感は手に入れることができます。
冷えを防いで、血行を良くしよう
肌の透明感をアップさせるには、血行を良くすることも大切。血行がよくなることで肌の代謝アップ、くすみのない「ちゅるんと素肌」に近づきます。逆に、血行不良は不健康なくすみ肌の原因に。肌に血液がうまく流れず、目のクマが目立ったり、顔色が暗くなることもあります。
血行を良くするには、お風呂やマッサージで体を温めることが大切です。湯船にゆっくり浸かったり、リンパの詰まりをもみほぐすなどケアしてみて。ストレスを溜めないことや、質の良い睡眠を取ってゆっくり休むことも、血行促進につながりますよ。
食べ物で、体の中からサポートしよう
栄養価の高い食べ物を摂ることで、肌質を変えることもできます。体の中から、肌の透明感をサポートしてあげましょう。文
トマトを食べよう!
透明感のある肌を目指すには、抗酸化力の高い食べ物がおすすめ。トマトに多く含まれるリコピンは、特に抗酸化力が高いと言われています。加熱して、油と一緒にとるとより効果的。そのまま食べるのも良いですが、炒め物やスープにするのがおすすめです。
ビタミンCを取ろう!
肌の透明感を出すには、ビタミンCも効果的。ビタミンCは、肌のターンオーバーを正常にしてくれる、美肌に良い成分なんです。フルーツや野菜をたっぷり食べたり、スムージーにするのもおすすめ。サプリメントで手軽に摂るのも良いですね。
糖の摂りすぎには、注意しよう!
糖をたくさん摂りすぎると、肌が黄色くくすむ「糖化」の原因に。肌の真皮層にあるタンパク質が、体内の余分な糖質と結合して、黄色っぽくなってしまうのです。肌が黄色くくすんでいると、透明感とはほど遠い印象に。炭水化物や、砂糖たっぷりの甘いお菓子はおいしいですが、食べ過ぎには注意してくださいね。
寝る前のスマホには、ご注意を
「たくさん寝たのにまだ眠い」という時はありませんか?もしかしたら、寝る前にスマホのブルーライトを浴びることで、睡眠の質が下がっているかもしれません。肌の新陳代謝は、夜眠っている間に活性化されます。そのためぐっすり眠ることは、肌の透明感をアップさせるのに必要不可欠なんです。キレイな素肌を保つためにも、寝る前のスマホには注意しましょう。
ほんの少し意識してみて。透明感たっぷりの「ちゅるんと素肌」を育てよう
透明感をつくるスキンケアや習慣は、とてもシンプル。簡単なことを少し意識するだけで、今くすみが気になる肌でも、年齢に負けない「ちゅるんと素肌」をつくることができます。 今からでも、大丈夫。スキンケアと習慣をほんの少しだけ見直して、自信の持てる「透明感のある肌」を手に入れましょう。